試験栽培プロジェクト ”ミニトマトで美を追及”
2017年4月から何故かミニトマトの栽培プロジェクトがスタートしております。
ハウス自体は300坪ありますが、現在の所、試験栽培と言う事で進めています。
試験栽培とは、今までにないサンゴ砂礫農法と言うもので、甘くておいしいミニトマトが栽培可能かどうか実証実験を行う予定です。
(高糖度、高品質、機能性成分を重視した品種)
今まで10年余り、研究を続けていたのですが、なかなか糖度が10を超える果実が得られません。
今回、すべてをゼロベースにしてシステムから見直しをかけております
10年の間には試行錯誤システムも進展していることですし・・・
また横着な私は、ハウス全体をIT化して科学的根拠に基づいた栽培を実行しようと考えております
それには設備投資が大きく必要になりますが、経営者の方にはご理解を頂き、最後のチャレンジを行おうと思っています。
来春から収穫される果実は非破壊の糖度計を用いて、糖度別により分けた商品を地域の皆様に無償で提供して、本当においしいトマトは何なのかを見つけたいと思っています。
最近では画像処理で旨味検査も可能になっていますので、とことん突き詰めて結果を示せたらと思います
その先に目指すものは、農業の工業化です。
職人技ともいうべき農業を誰でもが標準で作物を安定して作れる時代を目指します
超高齢化社会で遊休農地の効率的運用を提案することで、過疎化問題や高齢化問題に対応できればと思っています。
横着な私を見ていてくださいね
byトマわん